ロケット・ササキにみる日本発のオープン・イノベーション|ビジネスマンにおすすめの本

書店の大きな一角を占めるビジネス書のコーナーには、自己啓発、リーダーシップ、グローバル戦略、MBAなど、いわゆるハウツー(HOW TO)本が所狭しと並んでいます。毎月、数十冊という単位で新刊が出るため、どれを買っていいのかわからない・・・と迷ってしまう方も、多いかもしれませんね。

そこで今回ご紹介するのが、弁護士ドットコム、シャープ、ヤッホーブルーイング、ホンダ、無印良品など、名だたる企業の成長ストーリーを描いた作品。
直接的に知識を吸収したり、ビジネススキルを身につけるのもいいですが、成功した先人たちに学ぶことで、また新しい発見があるかもしれません。

これからブランドを創ろうとしている起業家・経営者の方や、ブランディングを任されている担当者の方はもちろん、波乱万丈のストーリーを読むだけでも楽しいもの。ハウツー本にはないヒントや気づきが、きっとあるはずです。



熱い思いを持って、継続することこそが力になる。

「弁護士ドットコム 困っている人たちを救う僕たちの挑戦」


月間訪問者数約660万人、7000人以上の弁護士が登録するWebサイト「弁護士ドットコム」。弁護士資格を持つ創業者・元榮太一郎が、弁護士をもっと身近にしたい―という思いから立ち上げたWebサービスだったが、なんと8年間もの間、実質の赤字を続けていたことは、ご存知だったでしょうか。

数えきれないほどサービスの改善を繰り返し、黒字化に成功、さらにマザーズ上場に至るまでの日々を疑似体験できるようなストーリーが描かれた本書は、Webサービスの企画担当者から、創業時の情熱を思い出したい経営者にもぴったりの一冊です。

著者:元榮 太一郎、上阪 徹
出版社:日経BP社
出版日:2015年1月17日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/422

大切なのは仲間と力を合わせる「共創」だ。

「ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」


Appleのスティーブ・ジョブズやソフトバンクの孫正義といったIT業界の大物が頼りにしていた人物、SHARPの元副社長・佐々木正の半生を振り返った作品。

「一人でできることなどたかが知れている」として、仲間たちと「共創」することを大切にした佐々木が行っていたのは、日本におけるオープン・イノベーションの先駆けともいえます。

日本の技術発展の歴史を振り返ることで、これからの時代を生き抜くヒントが見つかるかもしれません。

著者:大西 康之
出版社:新潮社
出版日:2016年5月18日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/791

ビール業界の異端児、9年連続ショップ・オブ・ジ・イヤーを獲得!

「ぷしゅ よなよなエールがお世話になります くだらないけど面白い戦略で社員もファンもチームになった話」


「よなよなエール」というエールビールを飲んだことはありますか?ビールの美味しさと同じくらい有名なのが、製造元のヤッホーブルーイングのクレイジーな社風。社長を「てんちょ」と呼ぶなど互いをニックネームで呼び合ったり、「よなよなエール広め隊」という広報があったり。型破りの企業として業界では有名なのだとか。

とはいえ、クレイジーなだけではビールは売れない。2004年から11年連続で増収増益を達成させることができたのは、著者である社長自身が泥臭く、真面目に取り組んできたからこそのこと。どうやって、ここまでの会社に築き上げたのか?気になる方はぜひ本書をご覧ください。

著者:井出 直行
出版社:東洋経済新報社
出版日:2016年4月21日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/822

創業当時から変わらない、ベンチャー精神

「日本人の知らないHONDA」


アメリカにおける日本の自動車メーカーの代名詞である、トヨタとホンダ。 “カイゼン”に象徴される生産方式など、数えきれないほどの研究がなされてきたトヨタに対し、大きく取り上げられることのなかったホンダに光を当てたのが本作品。

大企業でありながらも革新的なものを次々と生み出す環境とは、どのようなものなのか?知られざるホンダの哲学、軌跡が、ここで明らかにされています。

著者:ジェフェリー・ロスフィーダー著、依田 卓巳訳
出版社:海と月社
出版日:2016年4月27日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/845

成功の鍵は、諦めないこと、徹底すること。

「無印良品が、世界でも勝てる理由 世界に”グローバル・マーケット”はない」


現在、25の国と地域に進出し、301店舗を出店している無印良品。テレビCMや広告を出さずとも、これほど多くの人に知られているブランドは少ないのではないでしょうか。

本書は、そんな無印良品の海外戦略にスポットを当てた作品。11年間、赤字続きだった海外事業を、急がずに1店舗ずつ確実に黒字にしていく。決して諦めず、徹底してやる。王道を貫き続けることが成功への近道だと教えてくれる作品です。

著者:松井 忠三
出版社:KADOKAWA
出版日:2015年11月13日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/756

記事提供:Business Nomad Journal
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