どんなことでも経済学で説明できる ビジネスに役立つ行動経済学|ビジネスマンにおすすめの本

「経済」と聞いて、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?経済学の講義や新聞の経済欄など、ちょっと小難しく感じるけど、必要だから情報としてインプットしている、という方も多いと思います。

そんな方の中には、「経済をいちから学ぶ」といった本を書店で買い求める方も少なくないと思いますし、もちろんそれも一つの方法です。しかし、それではもったいない。せっかく本を手に取っても経済理論に終始してしまっては、興味をなくしてしまうことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、経済が私たちの生活に密接に関わっているということを理解できる本をご紹介します。

豊富なデータや実証実験に基づく内容が多く、自分自身や身近な環境に置き換えてみることも容易。学問としてではなく、ビジネスに役立つ知識として経済を身につけてみませんか。



市場原理は万能ではない

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」


たとえば、ダイエットを決心したはずなのにケーキを食べてしまったり、早起きをして勉強すると決めたのに、二度寝をしてしまったり。あなたもきっと、こんな”不合理”な選択をしてしまったことがあると思います。

どうしてそんな選択をしてしまうのかという疑問に答えてくれるのが本書。15のテーマでは、実験による実証と実社会での活かし方を教えてくれる。合理的に行動しているはずなのに上手くいかないと思っている方にこそ、読んでいただきたい一冊です。

著者:ダン・アリエリー著、熊谷 淳子訳
出版社:早川書房
出版日:2013年8月22日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/37

先進国と発展途上国、貧富の差は紙一重

貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える


「貧困」と聞いてどんなこと思い浮かべますか?東南アジア諸国のスラム、アフリカで裸同然に暮らしている子どもたち―どれも遠い国のことで、豊かな日本、先進国には起こるはずがない。でも、ほんとにそうでしょうか?

本著では貧困の現状を具体的に解説するとともに、何が貧困を生み出し続けているのかにも焦点を当てることで、その上で、先進国に住む私たちと発展途上国に住む彼らに大した違いがないことを解き明かしていきます。まずは貧困を自分事として捉えてみることで、世間や常識を違った視点で見ることができるかもしれません。

著者:アビジット・V・バナジー、エスター・デュフロ著、山形 浩生訳
出版社:みすず書房
出版日:2012年4月2日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/833

どんなバカらしいことも、経済学で説明できる

ヤバい経済学[増補改訂版]


タイトルからも想像できる通り、まともな経済学の本ではありません。それでも発行部数400万部のベストセラーになっているのは、着眼点のユニークさにあります。

たとえば、麻薬売人の多くがママと暮らしていることに目をつけて本気で研究したり、相撲界の八百長をテーマにしたり。破天荒ではあるけれど、「現実の世界で人がどんな風に動くかについて筋の通った考え方をする」という著者のポリシーが凝縮された一冊。たくさんの具体例と読みやすい文体で、経済学の知識がない人でも楽しめること請け合いです。

著者:スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー著、望月 衛訳
出版社:東洋経済新報社
出版日:2007年5月7日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/804

イミテーションがイノベーションを促進する

パクリ経済 コピーはイノベーションを刺激する


イミテーション、つまり模倣からはオリジナルのものやクリエイティビティの高いものは生まれないという通説に対して、疑問を投げかけるのが本書。ファッションやレストラン、金融業界など、著作権保護の対象外となる創作物が多い業界において、次々とイノベーションが起きている要因を解説していきます。

エジソンやピカソ、あのスティーブ・ジョブスでさえも、すでにある製品を組み合わせることでアイデアを生み出していたとのこと。ビジネスや創作に活かせる「パクリ」の技術を学んでみませんか。

著者:カル・ラウスティアラ、クリストファー・スプリグマン著、山田 奨治解説、山形 浩生、森本 正史翻訳
出版社:みすず書房
出版日:2015年11月26日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/711

未来を予測するには、歴史を学ぶ

ビジネスを「先読み」する人の日本経済史の読み方


高度経済成長からバブル崩壊、アメリカのサブプライムローン問題、リーマンショックまで、今さら人には聞きづらい話題を丁寧に解説。経済の歴史を振り返りながら、今後日本がどのような道を歩む可能性があるかをわかりやすく説明した、他にあまり例のない経済史の本。

経営コンサルタントとして、経営、会計・財務、経済、金融、仕事術から人生論まで多岐にわたるテーマの著作を持つ著者の、経済の見方・予測は、読んでみる価値ありです。

著者:小宮 一慶
出版社:KADOKAWA/中経出版
出版日:2015年11月27日
詳細はコチラ→https://www.flierinc.com/book/817

記事提供:Business Nomad Journal
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